アンダー1万円なのにDLC振動板を採用したイヤホン「KBEAR INK」を頂いたのでレビューします。
DLC(Diamond Like Carbon)振動板といえば、水月雨のKXXS、KATOやFiioのFDシリーズなど、上位モデルに採用され、価格も安くても1.5万円くらいはするものばかりです。KBEARでは、そんなDLC振動板を手を出しやすい価格帯のイヤホンに搭載することを実現しました。そのため、価格以上の音を期待できます。
筐体は、KBEARの過去のモデル同様にダルマオーディオの「Vento Conductor」シリーズと同じところに製造を依頼しているようで、同じ見た目に仕上がっています。
今回レビューするイヤホンはそんな1台です。
KBEAR INK

提供: WTSUN Audio
スペック
ブランド:KBEAR モデル:青石/INK ドライバー:8.8mmダイヤモンドライクカーボン(DLC)振動板 コネクター:2PIN(0.78MM) 応答周波数:20-40kHz 音圧感度:102±3DB インピーダンス:16±2Ω プラグ:3.5mm ケーブル材質:銀メッキ無酸素銅
外観
パッケージ

ビニールでシュリンクされてます。


シュリンクを外すとこんな感じ。

箱は数万円クラスのものみたいな立派さです。

箱を開けるとイヤホンとケースが出てきます。ケーブルはケースの中に入っています。
本体

発売前に提供頂いたので、初期個体になるのですが、フェイスプレートは比較的良いものでした(樹脂に少しツブツブがある程度です)。

イヤホンだけ取り出してみた様子です。イヤホンに最初から装着されているイヤピはSサイズでした。

ハウジングの形状は色んなメーカーで使われている形です。大きさは小さめです。

遠目で見るとハニカム構造のデザインが映えて美しいのですが、ファイスプレートをよく見るとインクジェットプリンターで印刷したような点が見えるので、気になる人は気になるかもしれません。

筐体は全体的に金属製でノズル部分は金属光沢があります。

フィルターは細かいです。


0.78mmの2pinなので、一般的な2pin用リケーブルが利用出来ます(KZなど特殊形状のものもあります)。

手持ちのonso 02 3.5(3極)-2pin(CIEM-L/R)に接続してみると結構良い感じです。装着感も問題なく、pinもしっかり固定され、すっぽ抜ける感じもありません。
Onsoのケーブルは取り回しが良く、Shure掛けしやすいのでおすすめです。
付属品

付属品は充実しています。


1万円以下ながらも結構ちゃんとしたケースが付属しています。

イヤーピースの質は可もなく不可もなくという感じです。
そのままでもいいですが、なんとなくAZLA SednaEarfitの「S」に変更して利用しています。低音がしっかり出るようになります。
イヤホンの形状の関係上、グイッと押し込む感じになるので、他のイヤホンより小さめのイヤーピースが合うかなと思います。

付属ケーブルの質は良好です。若干太いのが気になりますが、その分絡まらないのです。

先端は3.5mmの直線型です。個人的には断線しにくいL字にしてほしかったです。
音
音に関してですが、やや低音寄りの寒色系の音になっています。
アニソンをよく聴くのですが、聴いている感じではボーカルが少し控えめで、楽器の音が大きめでドラムやギターなどが鮮明に聴こえます。高音部分も刺さる感じもなく、気持ちの良い高音になっています。
低音寄りとはいえ強いドンシャリではないので、疲れにくいです。
音場は広く解像感が良いです。ジャズなどを聴く人にハマりそうな音です。
装着感

先日レビューを投稿したMoonDrop CHU程の小ささではないですが、小さめのハウジングなので装着感は非常に良いです。長時間使っていても耳が痛くなることはありませんでした。




過去にレビューしたKBEAR KS2は、軽いものの耳で収まりでの収まりが悪く、長時間使うと"装着してる感"が気になってくる感じがしたのですが、KBEAR INKではそういったことはありませんでした。

発売直後のゴタゴタについて
アンダー1万円なのに、DLC振動板を採用しているということで、販売開始直後から話題になっていたイヤホンです。
しかし、発売後には、筐体の検品が行われていなかったのか、フェイスプレートの厚みが不均一などといった問題があることが発覚し、KBEAR公式ツイッターでは謝罪のツイートが行われたイヤホンでもあります。なお、勤労節の連休明けに不良個体を購入してしまった人には個別に対応を行うという旨のツイートがありました。
現時点では、アマゾンの倉庫の在庫はなくなっており(在庫を中国に返送した模様)、購入しても直ぐに到着しない状態になっています。
提供いただいた販売店「WTSUN Audio」によると、5月末を目処に再びアマゾン倉庫から購入可能になるとのことです。
総括的な何か
初動で不良個体が流通していたことが発覚したのが痛いところですが、音自体は非常によく出来ているので、中音域から低音域重視のイヤホンとしては完成度が高いです。
修正後はきちんと検品が行われているはずなので、上記特徴が好みの方におすすめできるイヤホンです。



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